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■写真家-- 深井美貴子
シュピーゲル写真家協会会員、日本写真芸術学会会員。
高校時代に担任の先生の影響で写真を始め、関西学院大学では写真部に所属。卒業後、故棚橋紫水氏に師事、現在に至る。
「アトリエ JOY」主宰。スクラップブッキング講師。写真と文章による作品づくりをしながら、「撮り方撮られ方」講座、写真を使ったワークショップなどを各地で開催。著書に長女を主人公とした写真詩集「瑛子の時代 A・K・I・K・O」がある。
http://www.atelier-joy.com
e-mail:atelierjoy@hotmail.com

作品集

アトリエジョイ 深井美貴子


アトリエジョイ 深井美貴子


アトリエジョイ 深井美貴子


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「写真美人になるコツのコツ」


 モデルさんでもない一般の方が、上手に撮られるのってむずかしいですよね。せっかく写真を撮っても、できあがってきたら、だいたいは気に入らないのではないでしょうか?「あら、私こんなに太ってないワ」とか「私はもっと若いわよ」とか、口にださなくても、心の中できっとそう思ってますよね。プリクラ世代の若い女の子たちは撮られ慣れてて上手ですけど。

 そうなんです、まず慣れることが大切。カメラを向けられて緊張しないこと。・・・って言われても、いきなりは無理ですよね。そこで、すぐに役立つ写真美人になるコツ。女性に限ってお話しますと、女性はナナメの線が美しいんです。

キレイに見える、立ち方、座り方

 だから、(1)立つときもまっすぐ棒立ちしないこと(2)カメラにむかって体を斜めにむけて立ち、二本の足が一本に見えるようにすること(3)どちらかの手を腰にあてたりしたら、完璧。ほら、こうするだけで、見える体の分量が減ってすっきりしました。
座るときもそうですよ。足はもちろんそろえて、右か左どちらかに流します。あたりまえ? それがそうでもないんです。集合写真などで、一列目に座っていただくと、ほとんどの方が足をまっすぐにおろしておられ、それもひざの間があいてたりします。普段より背筋にも気をつけましょう。
 「胸につけてる素敵なブローチを見てちょうだい」ってイメージでしょうか?

口角は上向きに、ポイントは笑顔

 氓ヘ表情。硬くなりますよね。普段から鏡の前で「微笑」「大笑い」「しかめつら」「ふくれつら」など百面相して、顔の筋肉を動かしましょう。年齢を経てくると、特に口角がどうしてもさがってきてしまいます。普通にしているつもりでも、むっとしているように見えたりします。(証明写真、こわく写ってる方多いですよね。ほんとは表情豊かな方なのに)
 口角を少し上向きに口紅を塗るのも効果的。意識して唇の両端をあげるように笑ってみましょう。私は歯を見せたらいいと思いますよ。そのほうがたいていずっと若々しい印象になります。

目は大きく、パッ

 さて、目元。とっておきのワザ。集合ハ真の際は無理ですが、一人だけ撮ってもらうときは、目をつぶってからぱっと開いたときに撮ってもらいます。そうすると、一番目が見開いた状態で撮れるのです。目が大きく見開かれているととてもかわいい印象になります。つぶらな瞳というでしょう。これは緊張をほぐすのにもいいようです。

もっと自信をもって

 ほかにもいろんな場面での撮られ上手になるコツはありますが、その一つ一つはまた別の機会にということにして、私が一番大切だと思うことは、自信を持つこと、自分を好きになることです。
 今の自分が一番だと思うことが大切です。ほかの誰と比較することもありません。今までの自分より、今日の自分が一番好き、と思えることが大事です。シワやシミを気にして表情が曇った人と、同じように欠点はあってもニコニコしてる人とどっちの人とあなたはお友達でいたいですか?

細かいことは気にしない

 写真ができあがってきたら多くの人が思います。「ここのシワがいやだわ」「まあ、この腕のたるみと言ったら」。だけどね、ほかの人はそんなこと気にしてませんよ。自分ほどこまかいところを他人は見ていません。見る暇がないんです。だからそんなことで気分を暗くしていないで、表情全体の魅力をアップしてください

 私は多くの方のポートレートを撮ってきましたが、男性であっても女性であっても、撮っているときはその人に惚れています。心から素敵な人だと思って撮っています。いっぱいいいところを見つけて、正直に口に出します。

 「あ、今の表情ほんとにかわいいですよ」
 「長いきれいな指先ですね〜」
 「あ、その下を向いたポーズも素敵です」
 「そのスカーフすごくお似合いですね」

 そういう言葉はうそじゃないです。ほんとにそう思っていってます。そんなふうにしていると、はじめは硬かった人もどんどん表情がほぐれてこられます。ちょっとは「またうまいこと言って」と思っても、やっぱり人はほめられるとうれしいし、それは自信となって、もっといい表情になってでてくるんです。

自分に「きれい」と言ってあげましょう

 さあ、今日は鏡の中の自分自身に「きれいだよ」「かわいいよ」って言ってあげましょう。あの木の実ナナさんも毎朝言っておられるってずいぶん前に聞きました。
 そういう意味ではメイクも新しい服も宝石も上手につかえたらいいですね。それをつけてる自分のことをかっこいい、素敵、と思えるのならそれはものを有効につかっていることになります。

いつもそばに、最高の笑顔の写真を

 最後にひとつ。こっちは即効性はないですが、絶対効果のある「写真美人になるコツ」です。それは、あなたの最高の笑顔の写真をいつも目につくところに置いておく、あるいは持ち歩くことです。
 気分が落ちこんでも、腹が立つことがあっても、その度にいつもその表情にもどってくることができたら、数ヶ月のちには中身も外見もワンランクアップした女性になっていることでしょう。そのときはまたもっと最高の笑顔の写真を撮って取り替えてくださいね。

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