| |
ビタミンCだけで安心しないこと |
 |
| 植物でのビタミンP+Cの協調作用は人体でも活用すべきです。というのは、ビタミンCは人体にとって安全で有効なフリーラジカル消去剤ですが、血液中では20分から3時間ほどで半減してしまいます。この短寿命はビタミンP(ヘスペリジン)の同時摂取によって大幅に向上されます。 |
| |
ビタミンCがメラニンを抑制し、ビタミンPがそのメカニズムを増殖する |
 |
 |
| 図2: |
ビタミンPとビタミンCの同時摂取による肌美白メカニズム |
|
肌を色黒にする原因であるメラニン色素は皮膚の色素細胞(メラノサイト)の内部で作られます。ビタミンCはメラニンを合成する早期の段階で働くチロシナーゼという酵素の働きを阻害します。さらに、いったん合成されたメラニンはビタミンCによって脱色されます。このようにビタミンCはメラニンを抑制する2つの作用点があります。ビタミンPはビタミンCによるこの明確なメラニン抑制メカニズムを顕著に増殖します(図2)。 |
| |
シワ・タルミを防ぐビタミンP+Cの相乗効果 |
 |
| 皮膚のシワとタルミを引き起こす直接的な原因は、コラーゲンを主とする構造強化タンパク質の減少と劣化です。未熟成なコラーゲン前駆体の1本の鎖は3本鎖に寄せ集まって初めて、皮膚の構造を強化します。この3本鎖集結にビタミンCが不可欠です。他方、コラーゲンを分解するMMPという酵素が紫外線や微生物によって増加しますが、ビタミンCによって抑制されます(図3)。 |
| |
 |
| 図3: |
皮膚のシワ・タルミ防御におけるビタミンPとビタミンCのコラーゲン増強効果 |
|
|
| |
| ビタミンCはこのようにコラーゲンの黒字を増やし、赤字を減らす。このコラーゲン収支改善効果はビタミンPによってさらに促進されます。ビタミンP+Cの同時摂取が、皮膚コラーゲンを増強させることによってシワ・タルミ防御効果を示すと考えられます。 |
| |
三羽先生のプロフィール |
 |
 |
| 三羽 信比古 【ミワ ノブヒコ】 |
| 広島県立大学・生物資源学部・教授(生物資源開発学科・遺伝子制御工学研究室)、同大学院・生物生産システム研究科・教授併任 |
| 1949年1月生 |
|
大阪府出身 |
| 1971年 |
|
大阪大学理学部卒業、その後大阪大学大学院修了、東京大学・薬学博士、国立予防衛生研究所・主任研究官、日本基礎老化学会評議員 |
| 1989年 |
|
広島県立大学生物資源学部・助教授 |
| 1994年 |
|
現職 |
|
|
|
| ◆研究室の構成 |
| 教授1名、共同研究者(助手)1名、科学技術研究員1名、研究技術員1名、教務技術員2名、大学院生10名、学部生7名…計23名 |
| ◆著書 |
| 1) |
「ビタミンCの知られざる働き」(細胞内ビタミンCの増大化による血管・皮膚・脳神経での細胞死の人為的防御) |
丸善 |
| 2) |
「バイオ抗酸化プロビタミンC」(フリーラジカル・ガン・老化防御と化粧品・健康食品の研究開発) |
フレグランス・ジャーナル社 |
| 3) |
「細胞死の生物学」 |
東京書籍 |
| 4) |
「プログラムされた死」 |
岩波書店 |
| 5) |
「逆説!細胞死が生命を形造る」 |
NTT出版 |
|
| 【以上、単独執筆】 |
| 1) |
「老化予防食品の開発」 |
CMC出版 |
| 2) |
「老化のメカニズムと制御」 |
IPC出版 |
| 3) |
「老化と寿命」 |
裳華房 |
| 4) |
「ガンを防ぐ食品」 |
マキノ出版 |
| 5) |
「癌に対する生体防御機構」 |
共和書院 |
| 6) |
「新しいサイトカイン」 |
金芳堂 |
|
| その他 |
| ◆省庁プロジェクト参画 |
| 1) |
文化省・がん特別研究「非免疫系抗腫瘍因子」班 |
| 2) |
科学技術庁・科学技術振興研究「生理活性物質」プロジェクト |
| 3) |
厚生省・健康長寿特別研究「周産期生理機能」班 |
| 4) |
文部省・重点領域研究「神経難病」班、5)ヒューマンサイエンス振興財団(厚生省傘下)官民共同研究 |
| 5) |
ヒューマンサイエンス振興財団(厚生省傘下)官民共同研究 |
| 6) |
文部省・がん特別研究「抗腫瘍因子の構造と機能」班 |
| 7) |
文部省・総合研究A「細胞増殖阻害因子」班 |
| 8) |
文部省・重点領域研究「神経細胞死」班 |
|
| その他 |
| |
| 「ピータス」の商品情報を見る >> |